性暴力被害にあったら
被害後間もない方へ
まずは安全な場所へ移る
少しでも危険を感じたら、すぐに警察(110番)に通報してください
できるだけ証拠を残す
- 入浴をしない、シャワーを浴びない
- 身に着けていた下着、衣類は洗わない
- 体液などの体についたものを拭いたもの(ティッシュやタオルなど)は捨てずに紙袋(なければビニール袋でも可)に入れて保管しておく
- 相手とのメールやSNSでのやり取りを保存しておく
- 希望に応じて、医療機関で加害者のDNAなどの証拠を採取し、保管することができます
今後、「警察に届けたい」と思う時がくるかもしれません
できるだけ証拠を保存しておくことをおすすめします
気持ちは変わる場合があります
「被害に遭って間もない今」だから残せるものもあります
残しておいた証拠を「使わない」という選択は、後からでもできます
すぐに病院へ行く(からだのケア)
- ケガをしていたら手当が必要です
- 妊娠を防ぐために72時間以内(3日以内)に緊急避妊薬(アフターピル)を服用しましょう(服用が早ければ早いほど、避妊効果は高くなります)
- 性感染症の検査を受けましょう 性感染症は、早期発見が大切です
(外科、泌尿器科、小児科についてはお問合せください)
被害後しばらくたった方へ
病院へ行く(からだのケア・こころのケア)
- 生理の予定日を1週間以上過ぎても生理が来ない場合に、市販の妊娠検査薬で妊娠反応を確認できます ※市販薬でチェックしても、最終的な妊娠の判断は、産婦人科の受診が必要です
- 性感染症の検査を受けましょう 性感染症は、早期発見が大切です
- つらさが消えず、落ち着かない時は、ひとりで悩まずに相談しましょう(心のケアに対応できる精神科や心療内科などにつなぐこともできます)
(必要に応じて、外科や泌尿器科、小児科などの医療につなぎます)
男性の方へ
男性も性暴力にあうことがあります
あなたの同意なくからだに触れること、性的接触をすることは性暴力です
まずは安全な場所へ移る
少しでも危険を感じたら、すぐに警察(110番)に通報してください
できるだけ証拠を残す
- 入浴をしない、シャワーを浴びない
- 身に着けていた下着、衣類は洗わない
- 体液などの体についたものを拭いたもの(ティッシュやタオルなど)は捨てずに紙袋(なければビニール袋でも可)に入れて保管しておく
- 相手とのメールやSNSとのやり取りを保存しておく
- 加害者のDNAなどの証拠採取については、病院や警察への相談が必要です
今後、「警察に届けたい」と思う時がくるかもしれません
できるだけ証拠を保存しておくことをおすすめします
気持ちは変わる場合があります
「被害に遭って間もない今」だから残せるものもあります
残しておいた証拠を「使わない」という選択は、後からでもできます
病院へ行く(からだのケア)
- ケガをしていたら手当が必要です
- 性感染症の検査を受けましょう 性感染症は、早期発見が大切です
<医療機関>
外科 | からだの外傷(切り傷、擦り傷、ケガ) |
泌尿器科、肛門科、外科 | ペニスや肛門、尿道にものを挿入された ペニスや睾丸の傷 |
泌尿器科、肛門科、保健所 | 性感染症検査 |
AV出演被害について
令和4年6月23日より、AV(アダルトビデオ)出演被害防止・救済法が施行されました
契約は解除できる
制作公表者に対し、契約解除の意思表示をすることで、出演契約した後でも契約をなかったことにできます
撮影した後や公表後でも、公表を止めることができる
制作公表者に対し、契約解除の意思表示をすることで、公表後も、1年間(法施行後の2年間は経過措置として2年間)は、無条件に契約を解除でき、公表を止めることができます
法律のポイント
- 制作公表者は、出演者に対して契約書等を交付し、契約内容について説明する義務がある
- 契約は、映像制作物ごとに締結しなければならない
- 撮影時には、出演者の安全を確保しなければならない
- 出演者は、嫌な行為に対し、断ることができる
- 公表前に、出演者は事前に撮影された映像を確認することができる
- すべての撮影終了後から4ヶ月は公表してはいけない
*令和4年6月23日より前に契約したAVに対して悩んでいるかたも、一人で悩まず、まずはご相談ください